【ロンドンオリンピック】柔道金メダリストが優勝会見で性的被害を受けていたことを告白





ロンドンオリンピック柔道の女子78キロ級で、アメリカ初の金メダルをもたらしたカイラ・ハリソン選手が、
8月2日の優勝会見で「前のコーチに性的虐待を受けていた」と告白した。

辛い過去を乗り越えての、栄冠獲得だった。 世界が注目する中、衝撃の告白だった。
ハリソン選手は優勝会見で「過去の最悪の瞬間」について聞かれ、しばらく沈黙後、口を開いた。

(※性的虐待をされていたことはすでに明かされていて、現在のコーチではないです)



 「私が前のコーチに性的虐待を受けたことは、秘密ではありません。それは克服しなければならない、最も難しいことでもありましたけど…」

 ハリソン選手が制した女子78キロ級には、日本からは緒方亜香里選手(21)=筑波大=が出場し2回戦敗退。2010年の世界柔道で優勝しているハリソン選手は、決勝でジェマ・ギボンズ選手(英国)から有効を2つ奪い、米国勢で男女を通じて初の柔道金メダルを獲得した。快挙の直後の華々しい場で、屈辱の過去を自ら明かした。

 米紙などによると、6歳から柔道を始めたハリソン選手が、8歳から指導を受けていた元コーチから性的被害を受けたのは14歳のときからだった。「2人だけの秘密」と元コーチに口止めされ、約3年間、誰にも相談できなかったという。

 しかし、16歳のときに周囲に告白。母親が警察に連絡し、裁判に。ハリソン選手も法廷に立ち、元コーチとの関係を証言。元コーチは2007年に懲役10年を言い渡され、米柔道界からも追放処分となった。

 柔道に専念するために、ハリソン選手は地元のオハイオからボストンに移住。「家族や周囲の支えがあったから克服できた」と辛い道のりを振り返り、こう言い切った。

 「子供たちが五輪の夢を実現したり、犠牲者である子供が過去を克服するのを手伝いたい。そして、人生を変えるのを手伝いたいんです」

 昨年、同様の被害を受けた人々を勇気づけるため、あえて公表。そして、過去を克服し世界の頂点へ登ってみせた。世界中のメディアが集まる五輪の優勝会見での告白は、金メダル以上の勇気が輝いていた。

(サンケイスポーツより)


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